ハウスメーカーの独占

注文住宅はハウスメーカーが独占状態になっている

以前は土地を所有していて注文住宅を建てようと思えば地元の工務店に依頼することが多かったのですが、最近では圧倒的にハウスメーカーへの依頼が多くなっています。従来の工務店はハウスメーカーの下請けとして引き続き注文住宅の仕事をしています。注文住宅の建設に際しては様々な原材料や住宅製品が必要となりますので資本力のあるハウスメーカーには価格面で太刀打ちができません。ハウスメーカーは大量の注文住宅の注文を背景にして原材料の輸入商社や製品の製造メイカーと価格交渉をします。ハウス展示場に見学に行くとそれぞれのハウスメーカーが固有のモデルハウスを建設して、特徴を競っています。材質に違いはありますが、かなりの自由度で設計できるのには変わりがありません。

住宅市場の今後の見通し

日本では少子高齢化の進展が進んでおり住宅市場の先行きは決して明るいものではありません。既に世帯数以上の住宅の供給は終わっており、全国的に空き家が増えています。年をとると一戸建ての家はある意味住みにくくなってきます。特に雪の多い地域では雪下ろしが大きな負担となっています。高齢層では一戸建ての家から駅や買い物に便利なマンションに移り変わる動きも出ています。ハウスメーカーの中には海外に活路を求めている業者が出て来ています。海外では今後経済の成長による所得の増加が見込まれますし、何より若い層の人が多いのが魅力です。当面は分譲住宅を売りにしていますが、今後は注文住宅にも対応できるようになると思われます。